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こんにちは、あじさいです^^
秋読、七冊目は
『経営組織』 井上達彦 有斐閣
まぁ、タイトルからもわかる通り、子ども会とは縁もゆかりも無いような本ですね(笑)
ですが、今まで読んできた大学の教科書の中でも最高のものだと思います。大学の教科書が一般的に難解な語句を散りばめた暗号じみたものなので、あくまで比較の問題ですが…
内容ですが、僕達は立場や役職が変われば、組織へのコミットが違ってくるのは当たり前です。歳を重ねる毎にいつのまにか組織の立場でものを見るようになります。そういう意味で、キャリアステージ別に解説されているので、読みやすい本でした。
特に、話し合いでのゴミ箱モデルやグループシンクに対する手段など、パート会でも有効な理論も紹介されています^^
是非是非
( ´ ▽ ` )ノ
こんにちは、あじさいです^^
秋読、六冊目は
『プリズムの夏』 関口尚 集英社文庫
この本とは、試験期間なのに大学の周りの古本屋をふらふらしてたら出会いました。余談ですが、早稲田にはたくさんの古本屋があるので是非遊びに来て下さい^^
さて、内容ですが、高校生の主人公とちょっと大人な女性を巡るある夏の話です。高校生特有の淡い心で些細なことに一喜一憂する姿に少し恥ずかしくなるかもしれません。
ですが、損得を考えずに、まずはやってみるといういきあたりばったりな行動には胸を打つものがあります。
大学生になると、色んなしがらみや思惑から動くことが多く、自分がやりたいかは別としてやるべきことをやるようになる気がします…
まぁそんなこんなで結構短い話ですので、気分転換代わりに手に取ってみてはいかがでしょうか?
ではでは
( ´ ▽ ` )ノ
こんにちは、あじさいです^^
秋読、五冊目は
『空の境界』 奈須きのこ 講談社文庫
この本はもともと同人というジャンルで発売され、好評だったことから正式に出版された本です。
高校時代、期末試験前に友人に紹介され手に取ってしまい、赤点を取ってしまったという苦い思い出もありますが…
さて、内容ですが、おそらく小難しいことが嫌いな人には向かないと思います。それよりも、抽象的な言葉を振りかざして言葉遊びが好きな人にはたまらないような気がします。実際自分も周りの友達もそうでした。
映画化もされ、一部のファンからは熱狂的な支持を集めていますが、まだまだ知名度は低いと思います。
もしドラを買うのにほんの少し勇気がいるような、あの感覚に酷似しています。そのせいでここで紹介するか否か、結構悩みました(笑)
この奈須きのこさんは最初に紹介した綾崎隼さんと同じくらい気に入っています、あくまで個人的に、ですが…
まぁ、そんなこんなで五冊目という折り返し地点での紹介は終わりにしたいと思います。
こんにちは、あじさいです^^
秋読、四冊目は
『こころ』 夏目漱石 新潮文庫
この本とは、高校の現国の授業で出会ってから気持ちがネガティブになる度に読み返したりしてます。
三四郎 それから 門 など前期三部作よりも 彼岸過迄 行人 こころ などの後期三部作の方が孤独さが増していて、より自分と向き合える気がします。
あ、ちなみに、三編のうち、上の「先生と私」に出てくる墓地というものは雑司ヶ谷の墓地が舞台ですよ^^
大きな銀杏、黄葉、金色の落葉、見覚えがありますね。
あとですね、夏目漱石は早稲田出身なんですね。大学という意味ではなく、地名としてですが…
わからないと思いますが、早稲田駅の交差点をTSUTAYAの方に登っていく坂、アレが夏目坂と呼ばれていて、中高時代お世話になりました(笑)
最後に、こころ に共感出来る方は
太宰治の人間失格
三島由紀夫の金閣寺
梶井基次郎の檸檬
安部公房の砂の女
などもオススメだと思います。
P.S.コメントして下さってるSrの方々、ありがとうございます
m(_ _)m
こんにちは、あじさいです^^
秋読、三冊目は
『行動経済学』 友野典男 光文社新書
まぁ、これは完全に趣味入りましたね、はい…
少し長くなりますが、そもそも経済学とは 経済人 を仮定に成立している学問です。そして、この概念にはかなり無理があるのです。経済人とは簡単に言えば完璧な人です。
常に最適な行動をし、決して間違えない。しかし、僕達はそんな超合理的には動くことは出来ません。そこで登場したのが、本書の行動経済学です。
これは今までの経済学に心理的ファクターを加えることで数式で表せなかったものを具現化し、そこについても考察を加えようというものです。数式化されていない分、未確定な所が増え、答えが出ないこともありますが、現実に基づいているという点で個人的にかなり興味があります。
感情、直感、記憶など、心の働きを重視し、僕達の現実により即した経済学を再構築しようとする新しい学問。まだ発展途上ですが、だからこそ魅力も感じます。心理学とも密接に関係していますので、是非一読してみてはいかがでしょうか?